高校野球 甲子園 県別対戦 各県の相性

甲子園の各県同士の対戦を調べたが、対戦したすべての県に対して勝ち越している県はない。
現在の春夏通算の甲子園の勝率上位5県を中心に、対戦県の相性を分析してみよう。

勝率
順位
 
都道府県
高知県 勝率1位の高知は四国以外のすべての地区から勝ち越しており、特に苦手にして
いる県もない。得意としている県は北海道、熊本で6勝0敗。
また、夏の対戦に限っては北海道・東北勢に20勝1敗と圧倒している。
しかし勝率がトップの割には夏の甲子園での優勝が2回しかない
のは以外だ(春は5回)。その分初戦敗退が少ないのだろう。
95年以降10年連続で夏の甲子園初戦突破。
05年夏で初戦敗退。結局初戦突破は10年連続で途切れる。

愛媛県 通算の勝率は2位だが、夏の勝率に関してはダントツの1位だ。夏将軍と呼ばれる
松山商をはじめ、西条、新居浜商、昨年の済美など甲子園で大活躍した学校が多い。
特筆すべきは首都圏に対して強く、神奈川に対して7勝1敗、東京に対しても
8勝2敗と大きく勝ち越していることだろう。また、中国・四国地区で唯一、
北海道に負け越しているが、その他すべての地区に対して勝ち越し。

神奈川県 近年最も甲子園での成績が良い神奈川県。注目は奈良との対戦で11勝0敗。
その他 北海道、福岡(6勝1敗)、佐賀(6勝0敗)にも強い。
ここ最近は近畿勢に対して非常に強く、00〜04年までの5年で春夏8勝0敗だ。
京都には最近特に強い。それでもまだ大阪、兵庫には負け越している。この10年
ぐらいで負け越している県に対して随分追い上げてきている状態だ。
05年春夏で近畿勢に2敗(1勝)したが、06年春にまたもや2連勝。
甲子園優勝経験校(特に横浜、東海大相模)は近畿勢に対し相性がかなり良い。

大阪府 全国最多の勝利数を誇る大阪。四国以外のすべての地区から勝ち越していて、
更に新潟以外のすべての県から勝利を挙げている。都会の県との対決も多く、
愛知以外はすべて大きく勝ち越し。最近は低迷気味だが、今春の大阪桐蔭の
ような大型チームを見ると、大阪復活もそろそろか、と思わせる。
分が良いのは北海道(11勝2敗)、苦手は選抜での香川(2勝7敗)。
05年夏に北海道勢に3敗目。
07年春に新潟勢に初勝利。これで戦前の国外に加え日本全国の
県から勝利を挙げた。


愛知県 中等野球時代からの強豪・愛知。戦前では強豪の和歌山に対し、選抜で
11連勝を記録。最近は追い上げられているが、現在でも20勝7敗と大きく
勝ち越している。島根(10勝0敗)、大分(8勝0敗)に対しても強い。
また大阪、兵庫との対決が非常に多く、大昔からのライバルと言える。
分が悪いのは選抜での神奈川(0勝5敗)。
05年春に神奈川勢に春初勝利。愛知の強豪と神奈川の強豪は
そんなに場所は近くないが、結構練習試合は多く行われているようだ。


そのほかでは
広島は長野に12勝1敗と圧倒しているが、隣りの岐阜には2勝8敗と分が悪い。
和歌山は北海道に対し夏9勝0敗、京都は群馬に対し夏8勝0敗と抜群の強さを発揮。
滋賀は選抜では中国・四国・九州地区に対して1勝しかしていない(1勝16敗)。
西日本のほとんどの県が北海道・東北勢に対して勝ち越している。
最近 北海道・東北勢の活躍が目覚ましいが、こうして対戦成績を見てみると
まだ他の地区に勝ち星では遅れを取っている。

苦手相手の初勝利では
  広島が岐阜に対し75年夏    8戦目にして春夏初勝利(当時1勝7敗)
  岩手が兵庫に対し91年夏    9戦目にして春夏初勝利(当時1勝8敗)
  茨城が兵庫に対し94年春    7戦目にして春夏初勝利(1勝6敗)
  京都が高知に対し97年夏    7戦目にして春夏初勝利(当時1勝6敗)
  神奈川が愛媛に対し00年春   7戦目にして春夏初勝利(当時1勝6敗)
  石川が大阪に対し03年春    8戦目にして春夏初勝利(1勝7敗)
  佐賀が愛知に対し03年夏    7戦目にして春夏初勝利(1勝6敗)
  北海道が神奈川に対し04年夏 7戦目にして春夏初勝利(1勝6敗)
  和歌山が愛知に対し65年春  13戦目にして春初勝利(当時1勝12敗)
  北海道が和歌山に対し06年夏 10戦目にして夏初勝利(1勝9敗)
  鹿児島が大阪に対し07年夏  7戦目にして春夏初勝利(1勝6敗)などがある。

04年11月10日作成
06年4月6日追記
06年8月23日追記
07年4月4日追記
07年8月24日追記

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